嵐のように過ぎ去ったＷＢＣ。
一部のコアなこのブログのファンから「楽しみにしています！」というお言葉をいただいたので、
さすがに総括をしなきゃいけないよね・・・というわけで更新したいと思います。
結果としては、なんとかサムライジャパンはベスト４入り＝アメリカ行きという結果を残してくれましたので、まずまずの結果だといえるのではないでしょうか。
まあ、三連覇を期待してもよかったのですが、今回はさすがに無理な要素が多かったですからね。
落ち着くところに落ち着いた感じです。
むしろ韓国とかが勝ちあがってきたら、キューバ＆韓国に負けてアメリカ行けない可能性があったのですから、やはり健闘をたたえつつ、幸運を喜びたいですね。
それにしても最終戦のダブルスチール失敗ばかりが話題になってしまっていますが、
あれをあーだこーだと文句言うのは結果論であって、
おそらくランナー一塁二塁だったとしても、４番・５番がバッチリ凡退か、最悪４番のセカンドゴロでダブルプレーだった気さえしますから、そもそも打順の問題もあったように思います。
バリバリに活躍してくれた内川選手に非難が集まるなんて、これまでの戦いの経過を知らない無情な人が多いのだなあ・・・と残念に思います。
当初想定されていたオーダー
１番長野
３番坂本
４番阿部
だったら、準決勝どころか台湾にも負けてますよ。たぶん・・・。
それを救ってくれた内川選手はほめられこそすれ、責めるのはよくないことだと思います。
あと、あまりに内川選手に非難が集まりすぎて、マスコミの戦犯扱いを免れた阿部選手ですが、
さすがにご本人は重く責任を感じておられるらしく、代表引退を宣言してしまいました・・・。
実際、３度の得点圏で全部凡退。
しかも問題の打席の一打席前は、１点差ビハインドの状態で、内川選手が三塁打を放ったあとに凡退ですから、ご本人も責任を感じておられると思います。
ただ、阿部選手が悪いかというと、決してそういうわけではなく、
短期決戦＆国際試合にもかかわらず、キャプテン・４番・捕手という重すぎる責任を一人に集中させた首脳陣の問題であって、阿部選手は被害者としか言いようがありません。
阿部選手のオランダ戦後の「大変です・・・」というヒーローインタビューは本音過ぎてちょっとヒキましたもんね・・・。あの叫びは首脳陣には届かなかったのでしょうか。
ぜひ、代表引退なんて言わずに、次回のＷＢＣでもベテランとして出場していただき、
首脳陣が「捕手クリーンナップ兼任」という無茶を再び言い出したら、経験者の談としてその間違いを正してほしいと思います。
さらにいえば、アメリカではゴジラは有名らしいので、どことなくミニラに似ている彼の顔は、日本の象徴としても効果的なように思います。
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