自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年8月24日9:07 AM
    FC本部が加盟店を選ぶ時代
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

    フランチャイズや協会ビジネスが乱立する中で、この業界についても新たな流れが生まれているように思います。

     

    従来のFCというと、とにかく加盟金がほしい、加盟した企業からのロイヤリティがほしいという発想で、とにかく加盟企業を増やせば何とかなる!という発想が多かったわけですが、最近は上記のような発想では、すぐにFCビジネスが行き詰まりを迎えてしまうようになっています。

     

     

    つまり、ネットがこれだけ進化した今、ひとつの加盟企業が起こした事件やトラブル、不評は瞬く間にネット上で拡散していきます。

     

    また、加盟企業を増やす段階においても、業績の悪い加盟企業が多ければ多いほど、失敗事例を見る機会が圧倒的に多くなり、最終的に良質な情報アンテナを持つ企業が加盟しなくなるというデメリットが生まれだすのです。

     

    このように、エンドユーザー向けの生徒募集においても、一般の加盟企業募集においても、いずれのケースにおいても、力ない・理念ない、加盟企業を増やすことはデメリットになっていくのです。

     

    そのため、近年では良質なFCや協会であればあるほど、相手企業の審査を厳密に行います。

    FC本部が加盟企業を選別する時代になっているのです。

     

    FC本部に色々と条件交渉をしてきたり、ただひたすら文句ばかりを言う企業だったり、金儲けのためだけでビジネスを始めようとする企業さんは、「お断り」するわけです。

     

    時々、加盟はさせるけど、契約やルールで縛るという発想をする本部がありますが、これはNGです。

    どのみち本部のフォローが大変になりますし、業績が上がりにくいのは変わらない訳ですから。

     

    FCビジネスも新しい時代の流れが来ていますね。

    ただ、拡大すればいいという時代は終わりを迎えています。