自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年12月31日6:25 AM
    2014年のスクール・学習塾業界を振り返って

     

     

    2014年も残すところあと1日。

     

    皆様にとっての2014年はいかがでしたでしょうか?

     

    スクール業界全体を通してみると、一般の方々にも話題になったニュースとしては

     

    1)ベネッセコポーレーションの情報流出問題

    →この情報流出の問題自体は、今後訴訟の問題につながりました。

    また、ミネルヴァ買収やベネッセの顧客向けのサポート拠点の開発という話題もありましたね

     

    2)代々木ゼミナールの拠点閉鎖

    →マイナスのイメージが強いこのニュースですが、代ゼミは元々不動産の転用を想定していた会社ですから、ある意味当たり前の戦略でした

     

    3)パソコン教室のアビバが行政処分

    →2014年の3月ですから既に風化しているニュースですが、現状のアビバの営業スタイルが世に明るみに出たニュースでした

     

    などが主なものでしょうか。

     

     

    実際にスクール・学習塾経営の現場の状況としては2014年の業界の景気動向は全体としては「晴れ」であり、

    学習塾業界のように業界自体が展開期に入っているケースは苦しさも大きいものの、全体的に「適切な努力をすれば業績に反映された」1年だったといえます。

     

    消費税前の駆け込みは教育業界にはありませんので、消費税増税後の反動もありませんでしたが、秋戦線からは少し消費者の動きが鈍りましたが、春夏戦線の入会者のおかげで業績を安定化させられている企業が多かったように思います。

     

    2015年はこの秋の流れを少し引きずるでしょうから、昨年と比較して少し曇りがちな動きになると思われます。

    2015年全体としては決して悪い1年になるとは思いませんが、それでも4月以降景気の減速が顕在化するなどのリスクをはらんでいますので、しっかりと1年間の経営戦略、集客戦術をくみ上げておき、あわてることがないようにしたいものです。

     

    特に優勝劣敗をわける要因は現在では「WEBサイト」の充実、さらには「動画によるスクールやレッスン品質の見える化」が重要になっていますので、この年末年始、自社のWEBサイトを今一度見直していただきたいと思います。

     

     

    2014年も本レポートにお付き合いいただきましてまことにありがとうございました。

    2015年も引き続きよろしくお願い申し上げます。