2012年3月13日11:40 PM
CATEGORY: 日々雑感
歴史小説や戦争モノの小説を読んだことがある方は、
軍隊としての強さ以上に「兵站」の重要性、兵糧や後方支援の重要性をご存知かと思います。
これはスクール経営にも当てはまりまして、
ひとつのビジネスモデルが大当たりしたときに、それをドンドン拠点展開して年商を大きく伸ばすことは比較的簡単です。
しかし、3拠点以上、年商1億円以上にもっていき、会社を安定成長させようと思ったら、スクール経営における兵站=人材の採用や定着、本部管理機能といった後方支援要素の充実が必要不可欠です。
もし、これが未整備のままで拡大をしていくと、最終的には本社の仕事はひたすら「辞めていく人材の補充とシフト交代」「お客様からのクレームやトラブル対応」に追われることになり、肝心の未来戦略業務が行えないという悲劇がおこります。
年商規模や拠点展開は非常に重要ですが、兵站が整っていない段階では、あえて踏みとどまる勇気こそが実は安定経営のためには重要なのです。
このあたりの攻めと補給線の確保のようなバランスが経営の難しさだったりします。
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