2013年11月28日8:58 AM
CATEGORY: 日々雑感
船井総研のスクール教育ビジネスチームの中で、私の主なコンサルティング分野は、
複数拠点展開している企業
新規事業展開を志向している企業
の方々が多いため、戦闘レベルのノウハウの伝達を私がお伝えすることよりも、
むしろ社内に既に存在しているノウハウをいかに全社に浸透させるか、やりきらせるかが最重要テーマになります。
「言えば出来る」
社員が大多数をしめる会社は存在せず、どうしても現場は忙しいし、また与えられたノウハウやテクニックは手間がかかるものも多いため、未消化に終わることが多いわけです。
また、複数拠点展開している企業において、業績不振の拠点は、ほぼ間違いなく、
「本来その企業内でやるべき当たり前のこと」
ができなくなっているので、そこをつっついていけば多くの場合業績は改善します。
どうしても複数教室展開している企業様においては、社員のレベルアップや業績改善のためには、社外研修やノウハウ伝達などの活用がメインになることが多いのですが、
実は「新しくチャレンジすること」を色々と指導するよりも、
「最低ラインのやってなければいけないこと」を徹底する管理を行った方が業績ははるかに改善します。
具体的にはSV機能を強化したり、監視機能や報告機能を強化するといった形ですね。
戦略・戦術面が正しければ、あとはシンプルに現場がやりきっているかやりきっていないかの違いです。
実はスクールビジネスはまだまだそんなシンプルなビジネスモデルなのです。
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