2015年5月18日9:41 AM
CATEGORY: NEWS雑感
千葉県南房総市は6月から、学習塾や習い事、スポーツ教室など学校外教育を受ける全ての小学5、6年生を対象に、
世帯所得に応じて1人あたり7000~1000円の月謝を補助する事業を始めると発表しました。
補助するのは法人か1年以上の実績を持つ個人事業主などが開く塾や教室の月謝。
学習塾やピアノ、書道、そろばん、パソコンなどの習い事、野球、水泳、武道、ダンスといったスポーツ教室。市が「塾利用助成券」を発行し、助成するとのことです。
低所得家庭に限った補助は大阪市が実施していますが、全家庭を対象とするのは全国で初めての試みです。
上記のニュース。
当然、スクール教育業界の人間からすると喜ばしいことなのですが。
この試み、色々な狙いがあると思いますが、果たしてどこまでの効果があるのでしょうか。
この金額でわざわざ引っ越してくる人はいないでしょうが、流出者を減らすのには一定の効果はあるかもしれません。
ただ、学習塾の費用などに回すのであれば、そもそも公教育の方の品質をいじった方が・・・と思わないでもありません。
当然のことながら事業者側はメリットが多いですね。
デメリットとしては本来、そのスクールに来るべきでない客層が増えてしまって、教室のイメージが損なわれるなどの可能性でしょうか。
こうした取り組みは珍しいので少し取り上げてみました。
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