2011年6月29日9:39 PM
CATEGORY: コンサルティングの現場
本日は千葉で株式会社イシドさんにお伺いしていました。
イシドさんは船井総研のグレートカンパニーアワードを受賞され、
その後も地域の保護者様、子供達に絶大な支持をされているそろばん教室ですが、
現在は代表の石戸社長は経営の最前線から引かれ、新しい経営目的をもたれています。
それは社会性と教育性の追及であり「地域への貢献」です
石戸社長は、現在の既存事業の経営を後続の経営幹部に託して、
今は白井そろばん博物館を軸として、白井市を「そろばんの町」として活性化していくことを目指しておられます。
単に地域貢献、博物館の建設と書くと、あまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、三重県の「赤福」さんとおかげ横丁事業の関係などをイメージするとわかりやすいかもしれません。
自社の利益を追求する形でチャレンジしても、地域の活性化は利害関係がからむため難しいことが多い。
一過性のブームのような形で地域活性化をしても持続できない。
「公」に任せていても地域が衰退していくのは、これまでの日本社会の流れを見ていればわかります。
長い時間をかけて地域の大多数が協力して、盛り上げていくという雰囲気作りが大切になります。
それほど地域活性化というのは難しいテーマですが、
この難題にチャレンジされようと石戸社長はしています。
企業経営のあるべき進化の形としての、
教育性と社会性の追及を私も応援できればと思いました。
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