更新をできないまま日々が過ぎゆく中で、交流戦が終わりました。
圧倒的な弱さを見せつけたセリーグの各チームがすごかったです・・・。
また「飛ぶボール」騒動もあったりで、何がなんだか・・・。
巨人が調子を少し落としていますが、これは波のレベルなので、優勝はゆるがないでしょう。
現在の巨人はそれほどヤワじゃないです。
さて、そんな世間のゴタゴタに隠れるようにして、
中日ドラゴンズは来期の監督人選もからみつつ、内部でゴタゴタしています(笑)
このタイミングで高木監督が不祥事を起こして、過去に暴力団に30万円程度を口止め料で支払った事件が発覚すれば、1週間後には監督代行(井上OR今中?)がたてられるほどの澱んだ雰囲気があります。
日本各地のみなさんからすれば興味がないことかもしれませんが、
中日ドラゴンズにとって、今年ではなくこれから数年が正念場です。
別に平均年齢がどーのこーのとか、ベテランがどーのこーのとかではなく、
監督問題
なのです。
2004年からの落合監督の長期政権時代は、「野球」を勝負事として楽しむファンにとっては至福の時でした。ただ、「地元出身者がどーの」とか「営業がどーの」とか「観客動員数がどーの」とか言う人には評判悪かったですが。
そこで無理やり落合監督を解任して、
観客動員数アップのために白羽の矢を立てられたのが高木監督なわけですが、東海エリアでは常識となっているのが、高木監督は「中継ぎ」なんですよね。
中日としては最終的には、立浪・山崎といった愛知エリアで人気のある「生え抜き」を中日の監督にして、昔の落合政権時のような強い中日を長期的に作ってくれるのが理想なのです。
(さらにその先には、井端・岩瀬・山本あたりの面々が可能性がでてきますが。個人的にはこの3名は落合イズムをしっかり持っていると思うので期待できると思っています。特に井端!)
だからこそ、中継ぎの高木監督は「2年限定」。
この2年間は次の監督が華々しい成果を演出しやすいように、順位は下げてもよい。
補強などは一切行わず、リストラを進め人件費を抑える2年間。
こんな姿勢なのです。
当然のごとく、選手たちは「来年誰が監督になるのか?」「今年は経営側にとって捨ての1年」であることを気づいていますので、頑張っていると言っても気合の乗り方が違います。
「イタイ」と言えばレギュラーから外され戻って来れない可能性があった落合政権時代とは違い、今は来年の新体制に向けて、さっさとリタイアして、来期に備えた方が正解という発想も生まれるでしょう。
別に誰ってわけでもないですが。
こんか球団側の思惑と監督人事問題がゴタゴタしている中で、強いチームが生まれるはずもなく、
中日がDenaといい勝負するのも当たり前といえば当たり前なのです。
むしろ問題は来年以降。
来年以降、暗黒時代に突入するか、再生の道を進むかが心配です。
来年からは中日を心おきなく応援できる環境になれればいいなと思ったりします。
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