2009年3月1日4:52 PM
CATEGORY: 日々雑感
スクール経営において、私は「紹介・クチコミ」の数を非常に重要視しています。
良いスクールというのは来校者数の10~50%程度の比率で
「友人から聞いた」「知人から紹介された」
などのクチコミ・紹介ルートのお客様が存在しています。
導入期や成長期のスクールや、あまりメジャーでないスクールの場合は、
会員様の日常生活において周囲にニーズを持っている人が少ないため、
なかなかクチコミや紹介というのは増えていきません。
しかし、成熟期を過ぎた業界においては必要不可欠の要素になります。
クチコミ・紹介がないのに新規集客のために新聞折込チラシを折り込もうとする経営者さまがいらっしゃいますが、
クチコミや紹介がないという状況は、
「既存のお客様が満足していない」もしくは、
「既存のお客様の周囲にニーズを持っている人がいないくらい潜在客数が少ない」
ということを現わしているのですから、新聞折込チラシのように全世帯向けの販促をしても、ロスが多すぎるわけです。
このようにクチコミや紹介の発生頻度というのは、既存のお客様の満足度や潜在客数を把握することにも使えるのです。
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