2011年11月25日9:15 PM
CATEGORY: 日々雑感
近年、スクールビジネスの新しい形として、
「新たな資格を発行する協会スタイル」の事業展開をされる企業様が増えています。
私のスクールコンサルティングの領域も、近年圧倒的に
「自社が取り扱う資格をメジャーにしたい」
「受講者数をもっと増やしたい」といった内容が増えています。
時代が変われば新しいサービス業態が生まれる。
それに伴って、その専門職につくための新しい資格が生まれる。
ある意味自然の流れです。
しかし、国家資格などではない、ディプロマベースの新資格を一般に普及させるのは、なかなか困難な道のりでもあります。
(一部のマニアックな層は動いても・・・)
こうした新資格が本格的に普及するか否かの分かれ目は、
「資格取得後のメリットがあるかどうか」
この基本中の基本、すなわち資格の「価値/価格」が適正かどうかが重要になります。
単なる自己満足や名誉欲のためだけの資格やライセンスは、数千円レベルであればまだしも、10万円以上の講座のスクールの場合は最終的には絶対に普及しません。
当たり前のことのようですが、意外とこの原理原則を置き忘れた資格が多いのも事実なのです。
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