自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2009年3月20日11:12 AM
    教室経営で生徒数を増やすには

     

     

     

    よくスクールの経営相談にお聞きするのは、

     

    「以前は広告で人が集まったし、クチコミでたくさん人が来てくれたんですけど…」

     

    という「昔は集客がよかった」「頭打ちになってしまった」というケース。

     

    これには原因がみっつ考えられます。

     

    ひとつめは業界の「ライフサイクル」が成熟期に突入してしまい、広告そのものが当たらなくなってきたことによるもの。

     

    ふたつめは、スクールが繁盛していたときに目の前の会員様に意識が向きすぎてしまい、地域住民=新規客候補の方へのPRが弱くなる&入会したとしても居心地が悪くてすぐに辞めてしまう→悪いクチコミが生まれるという負のスパイラルを生んでしまったことによるものです。

     

     

     

    みっつめはマーケットの問題ですね。そもそも商圏人口とビジネスバランスが悪い。

    いっときの成長期の参加率をベースとしてしてしまえば、ブームが終わったときにビジネスが回らなくなるのは必然です。 

     

     

    ひとつめの業界のライフサイクルに関しては、解決方法はいくつかあります。

    少なくなった新規集客数でビジネスが回るように、継続重視、コスト抑制策や新商品付加などで対応することです。

     

    一方でふたつめの目の前の会員様を大切にしすぎて、新規客をぞんざいに扱ったパターンに関してはかなり深刻です。発想をしっかり切り替えて、新規客向けのPRや新たに良いクチコミを生むためにいろいろ努力していかなければなりません。しかし、これには時間がかかります。

     

    ある程度会員数が増えたからといって、内へ内へ(内=既存会員、既存のビジネスモデル)のみ意識が向かって箱庭のような意識のスクールになってしまえば、スクールには危機が訪れることが多いのです。

     

    外=時流の変化、新規のお客様獲得

     

    これらに関して意識を持ち続けるのがスクールの安定成長につながるのです。