自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年8月28日10:03 PM
    成熟期のスクール業界の生き残りのためには
    CATEGORY: 日々雑感

    成長期のスクール分野において業績を伸ばすために必要なのは、

    「トップの強い意志」と「資本」と「広告」になります。

     

    たくさんのお客様が自社の提供するサービスを「欲しい!」と思っていただいており、

    そして提供する企業が少ない(もしくは規模が小さい)。

    そういった環境下でトップが強い意志を持って、

    拠点を整備し大々的な広告展開を行えば、それなりにお客様は集まるようになります。

     

    しかし、スクール業界において(他の業界でもそうでしょうが)、

    最も難しいのは上記のような成長期が成熟期に向かっていくときの、

    集客策であり生き残り策をみつけることです。

     

    成長期と違って、成熟期には、広告でお客様が集まらない。競合校が多い。

    その他様々な経営課題が生まれてきます。

     

    そういった経営課題をクリアし、各拠点の業績を安定し続けるためには、

    当然トップの強い意志は必要になりますが、

    それと同じくらい「優秀な人材」が必要になります。

    成熟期以降のスクール業界においては、

    どれだけ「優秀な人材」を確保できるのかがポイントになるのです。

     

    ここでいう優秀な人材というのは、

     

    「現場を確実に回せる人材(平均以上に)」

    「現場の改善を繰り返し行える人材」

    「特定の業務を確実にこなせる人材(平均以上に)」

    「環境の変化に合わせた戦略・戦術提案ができる人材」

    「新規事業を考えることができる人材」

    「人材を育てることができる人材」

     

    などが主なものでしょうか。

     

    上記のような優秀な人材を社内につくる、もしくは上記のような機能を担当する外部人材を活用する、

    これができるかどうかが、成熟期を生き残れるかどうかの分かれ目になると思います。