2010年2月11日8:40 PM
CATEGORY: ビジネス全般
本日のコンサルティングの現場で、
お付き合い先の社長様の素晴らしさを実感した出来事をひとつご紹介。
情報リテラシー(リテラシー=識字)。
一般的には情報を取捨選択し、自分の目的に合わせて情報を活用する力のことを意味します。
「情報活用能力」というのがわかりやすいかもしれません。
企業経営をしていると、様々な情報が入ってきます。
それは社員の意見やお客様の意見、我々のようなコンサルタントの意見、世間一般のニュースなどの情報、関連業者の意見などなど…。
それぞれの情報の正誤や自分にとっての有益かどうかなどは千差万別であり、
また各発信者ごとの情報の偏りなどはどうしても生まれてしまいます。
(例えば私などは「地方重視」ですし、「地域密着経営重視」「CS、ES重視」「中日ドラゴンズ愛」などの思考の偏りがありますので、どうしても話す内容はこれらの傾向が強くなってしまうわけです。)
そんな様々なベクトルを持つ膨大な情報量を処理するのが経営者業ともいえるわけなのですが、
やはり実力のある企業の経営者様はこの情報リテラシーが非常に高いレベルで維持されています。
周囲の意見に耳を傾けつつも、その情報の発信元の無意識の偏りを冷静に判断し、丸ごと信じ込むのではなく、
「その情報が発信されている意味」までを考えて、判断の材料にされているのです。
一般の従業員の方ですと、周囲からもらった情報を鵜呑みにしてしまい、右往左往することも多いわけですが…(;´Д`)ノ
これだけ情報量の多い時代の経営においては、
この情報リテラシーのレベルの高さは非常に経営の安定度に大きな影響を持っていることを実感しました。
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