自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2021年3月9日9:46 AM
    学習塾・英会話教室のオンライン授業の拡大に必要なこと

     

    先日の記事でもご紹介しております事業再構築補助金。

     

    事業再構築補助金

    https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/index.html

     

     

    学習塾や英会話教室、スクール企業にとって、

    「事業の再構築」で、まず最優先に話が上がるのが「オンライン授業」化だと思います。

     

    オンライン授業を事業化することで、

     

    〇商圏が拡大する

     

    〇人件費や家賃などのコストを抑えられる

     

    〇既存の教室事業では伸び悩んでいるが、オンライン領域ではシェア拡大が可能かもしれない

     

    〇地元の商圏人口は少子化で減少傾向だが、その分を補えるかもしれない

     

    などなど、オンライン教育市場は夢と希望に満ち溢れています。

     

     

    今後の大きな成長が見込まれる市場だからこそ、そこで天下を取ることができれば…

    という気持ちにもなります。

    残念ながら、ここまで少子化が進行し、しかも勝ち組と負け組の二極化が進みつつある

    教育業界においては、既存のビジネスや立地で逆転を狙うというのは、かなり難しいケースが多いので…

     

     

    しかし、オンライン教育市場に大きな可能性があるのも事実ですが、

    既存の学習塾や英会話教室の事業者の中で「大逆転」が起こるような勝ち組企業が

    生まれるかというと、それは可能性が低いのではないかと思います。

     

     

    中小企業においては、そもそもブランド力、販促力が限定され、商圏拡大が難しい。

     

    従来の学習塾の大手企業は、どうしても「リアル」授業をオンライン化するという発想止まりになりやすい。

     

    大手企業は資本力はあっても、柔軟性に欠け、市場の変化に適応しにくい。

    また既存顧客や関係者との利害調整が入る。

     

     

    など、学習塾・英会話教室においては、各規模それぞれに「ネック」が存在するからです。

     

     

    アタマプラスやcomiruなどのように、新たな新興勢力がディスラプターとして出てくるのかもしれません。