先日の記事でもご紹介しております事業再構築補助金。
事業再構築補助金
https://www.meti.go.jp/covid-19/jigyo_saikoutiku/index.html
学習塾や英会話教室、スクール企業にとって、
「事業の再構築」で、まず最優先に話が上がるのが「オンライン授業」化だと思います。
オンライン授業を事業化することで、
〇商圏が拡大する
〇人件費や家賃などのコストを抑えられる
〇既存の教室事業では伸び悩んでいるが、オンライン領域ではシェア拡大が可能かもしれない
〇地元の商圏人口は少子化で減少傾向だが、その分を補えるかもしれない
などなど、オンライン教育市場は夢と希望に満ち溢れています。
今後の大きな成長が見込まれる市場だからこそ、そこで天下を取ることができれば…
という気持ちにもなります。
残念ながら、ここまで少子化が進行し、しかも勝ち組と負け組の二極化が進みつつある
教育業界においては、既存のビジネスや立地で逆転を狙うというのは、かなり難しいケースが多いので…
しかし、オンライン教育市場に大きな可能性があるのも事実ですが、
既存の学習塾や英会話教室の事業者の中で「大逆転」が起こるような勝ち組企業が
生まれるかというと、それは可能性が低いのではないかと思います。
中小企業においては、そもそもブランド力、販促力が限定され、商圏拡大が難しい。
従来の学習塾の大手企業は、どうしても「リアル」授業をオンライン化するという発想止まりになりやすい。
大手企業は資本力はあっても、柔軟性に欠け、市場の変化に適応しにくい。
また既存顧客や関係者との利害調整が入る。
など、学習塾・英会話教室においては、各規模それぞれに「ネック」が存在するからです。
アタマプラスやcomiruなどのように、新たな新興勢力がディスラプターとして出てくるのかもしれません。
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