自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年4月10日10:08 PM
    学習塾などの「合格実績」はどう考えるべきか
    CATEGORY: 日々雑感

    この季節になりますと、学習塾業界が生徒募集の時期になりますし、

    前年度の合格実績が出揃いますので、様々なチラシを目にするかと思います。

     

    よく一般の方が不思議に思われるのは、

     

    「ん?●●中学・△△高校の合格者実績を各塾の実績を全部たすと、定員こえちゃわない?」

     

    という現象です(笑)

     

    一昔前は公認会計士などの学校でよく話題になっていました。

     

    上記の現象、ではどこかの塾が不正をしているかというと、決してそんなケースはほとんどなく、

    単純に

     

    2つの塾を併行受講している生徒がいる

     

    片方の塾に通いながら、試験直前の特訓コースに通っている生徒がいる

     

    などの複数受講によってダブルカウントがおこることが原因です。

     

    今年のダイヤモンドさんの塾業界の記事にも一部触れられていましたね。

     

    ある程度の進学塾になると上記のような併行受講は当たり前になってきています。

     

    また、塾の合格実績も、厳密に「1名の合格者をどちらかの塾でカウントしなければいけない」といったルールはありませんし、ましてや必要ないですからね・・・(笑)

     

    いずれにせよ、多少の数字のダブりなどはありつつも、合格者数を実績としてたくさん出している学習塾さんというのは、それなりに生徒から支持されており、講習や直前特訓なども受講されているという事実は間違いないので、安心してもらっていいと思います。