自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2012年12月28日2:10 PM
    大企業組織に必要な「縦の目と横の目の組合せ」

     

     

    私の同期であり、船井総研の飲食業のコンサルティンググループのトップコンサルタントである二杉さんのブログに非常に納得できる内容がありました。

     

     

    縦の目と横の目の組合せ

     

     

    二杉さんは飲食業界において、大手チェーンや各地の大手企業のコンサルティングをしているため、上記のような「企業が成長していく中で陥りやすい点」をズバリと指摘できるといえます。

     

    スクール・教育業界はまだまだ飲食業界に比べるとライフサイクルや経営ノウハウも遅れている業界ですが、先行している業界の動向やノウハウは非常に学ぶべき点が多いのも事実です。

     

     

     

    実際にスクール・学習塾企業の大手企業においても、上記のブログで書かれているような、

     

    SV中心の縦の目の組織構造になっていき、その結果SVの能力によって業績が左右される、人依存の状態が生まれることがあります。

    むしろ、このパターンの組織の拡大に最初は必ずなります。

     

    つまり、「教室モデル」や「店長育成モデル」までは、システム化できているのに、肝心のそれを統括する上部人材が人依存の状況になってしまっているわけです。

     

    このパターンに陥ると、接客力や技術力、教務力、営業力、最終的には社員のしつけなどにバラつきが出始めることになってしまい、最終的には「全体的な点数が低い」組織になってしまいます。

     

    コストが二重構造になるように見えますが、「品質の番人」としての、特定分野のプロフェッショナルを配置することは組織の拡大の中では非常に重要なのです。

     

     

    実際に大手企業の中でも、この横の目の補完的な組織マネジメント体制が機能している企業さんはスクール・学習塾業界においては業績が好調です。

    時には社員研修を私のような外部コンサルティングに依頼し、時には社内で独立部隊を組織するなど、臨機応変に不足しがちな点を補完するようにしているからです。

     

     

    どうしても見落としがちな「横の目」の組織構築。

    今後の成長戦略の中では意識していただけたらと思います。