2013年4月26日7:44 AM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
自分の同期であり、パパとしては先輩であり、船井総研の飲食業向けコンサルティングの代表格である二杉さんのブログの内容が非常に興味深かったのでリンクです。
(にすぎのコンサル日記)
読んでいて、「ああ、これが生の経営の現場の声なんだな」と思いました。
マスコミの情報などでは感じられないリアルがここにはあるなと。
1社1社の肌感覚の小さなさざ波も、我々のような多くの企業様とお会いするコンサルタントが情報を束ねると、ハッキリとした時代の大きなうねりとして見えてきます。
マスコミや世間ではアベノミクスとか色々と景気好転などが話題になりますが、
一部の業界や株式保有者を除いた「大多数の人々」にとっては、それ以上のリスクが迫りつつあります。
その象徴が上記のような現象でしょう。
別にマスコミが不安を煽る必要がありませんが、金融政策によるバブルづくりをもてはやすのは、アメリカのリーマンショック前の何が違うんだという感覚はあります。
要するに日本における「発言力が強い」人々が輸出産業中心であることが原因のひとつ。
また、消費税の景気条項の成長率を強制的にクリアするのがもうひとつの原因ですね。
この2つの理由により、今はハーメルンの笛が吹かれている状態です。
幸いスクール業界は、小麦などの物価高の悪影響は少ないのですが、
電気料金やガソリン代の値上げ、増税などによる、家計の可処分所得や教育費の縮小化が、今後ジリジリと経営においてマイナスに働きかけてくるのは火を見るよりも明らかです。
このマイナス要素を跳ね除けるだけの企業努力をして、「何も外部環境の悪影響がなかったように」経営するサポートをするのが今年のテーマですね。
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