自己紹介
  • 自己紹介


    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
  • 最近の記事一覧

  • ブログカテゴリ一覧

  • 最近の記事一覧
    ブログカテゴリ一覧
    カレンダー
    2024年4月
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
    アーカイブ
  • 月別アーカイブ

  • RSS
    [前日の記事] «
    [翌日の記事]  »
  • 関連サイト情報

  • 2008年10月21日11:01 PM
    商品の本質=定義を考える
    CATEGORY: 日々雑感

    スクールの売上アップを考えていくとき、集客策や出店計画などはとても大切ですし売上拡大に直結しやすいので、そこに意識が向きやすい。

     

    しかし、そういった集客策などだけではいずれ限界がくるのも事実です。

     

    スクール業界においても「何を」売るのか。

    つまり「商品」の定義、意味、本質的な価値はいったい何なのか?どうあるべきなのか?という議論が、高いレベルになってくると重要になってくるわけです。

    それが結果的に集客・営業や継続率に関係してきますからね。

     

    商品力×販促力 =集客力

     

    こんな数式をイメージするとわかりやすいかもしれません。

     

    たとえば、インテリアデザインのスクールがあったとします。

    WEBなどを上手に活用して、インテリアコーディネーターの資格の魅力を訴求して、集客することは大切ですが、それと同じくらい「インテリアコーディネーターとはどんな存在か?」「インテリアコーディネーターの社会的な役割とは?」「理想のインテリアコーディネーター像とは?」といった、商品の本質についての議論も大切ということです。

    インテリアコーディネーター=ステキな職業。

     

    売り手側がこの程度の認識では、決して消費者の心に刺さるツールやトークはできっこないですからね。

     

    私自身、振り返ってみると、マーケティングの4Pの中でも「プロモーション」や「プレイス」「プライス」は即効性があるので、比較的早期に重点をおきますが、「プロダクト=商品」に関しては、後手に回ることが多い…。これは非常に問題です。

    安易なプロモーションにのみ頼るのではなく、お付き合い先各社の「プロダクト」に対しての意識を、より高めることができれば、きっとさらなる効果も期待できるでしょうしね。

     

     

    そんなことを感じた今日この頃でした。