2012年9月22日12:32 PM
CATEGORY: 日々雑感
ビジネスの基本的なセオリーとして、
ある程度、経営の経験のある方ならばご存知かと思いますが、
「他社への誹謗中傷は最後は己に返ってくる」
という考え方があります。
要するに憎い競合他社への嫌がらせや誹謗中傷など、
他社の足を引っ張る行為は最終的には自社のダメージにつながるという考え方です。
競合他社を憎みたい気持ちは誰にでもありますが、
ただ、そこで実際に嫌がらせのような悪質な行為をするかどうかと、ぐっとこらえて我慢して、自社の努力改善につなげるかどうかの間には天と地ほどの開きがあります。
後者は自分たちの成長につながる発想です。
一方で全社のような他社の誹謗中傷は、その瞬間はよくても、
徐々に周囲の人間が白けていきますし、特に従業員や部下の方は、そんな行動をする上長への不信感はドンドン膨らんでいきます。
結果、自分の会社自体がドンドン悪い方向に進んでいってしまうのです。
他社の足を引っ張ろうとして、結果的に自分たちのマイナスになるわけです。
因果応報。
人を呪わば穴二つ。
よく言ったものですね。
最高の競合対策は自社がよりレベルアップすること。
そうして切磋琢磨することで、各社がレベルアップし、結果的に業界の市場が成長していくのです。
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