2009年6月2日10:50 PM
CATEGORY: 日々雑感
「人は無視・賞賛・非難の段階で試される」
野村監督の書籍の中で、ご自身が鶴岡一人さんから鍛えられた経験則から人の育て方の方針としてよくでてくるフレーズです。
要するに、
全く話にならない段階では無視、少し見込みが出てきたら賞賛する。そして中心(主力)になってきた段階で非難する。期待するから非難するということらしいですね。
つまり岩隈やマー君への非難というのは期待の裏返しであると(笑)
イマドキの若い人は「ほめて伸ばす」のがセオリーですが、
確かにプロフェッショナルの世界では、「ほめて伸ばす」という甘いスタンスだけではまずいようにも思います。
伸びる人材というのは、つぶしてもバネのように伸びてきますから。
適度な厳しさは必要かなと思います。
私も入社2年目の頃には上司から人間扱いをされず罵倒されたものです(°∀°)b
当時はノイローゼになるかと思いました(汗)が、今となってはいい思い出です(ノ´▽`)ノ
一方でどれだけ期待して厳しいことを言ったとしても、
発奮することなく、逆恨みしたり、萎縮したり、素直にこちらの助言を受け入れないような子が多いのも事実。
そういった人材は将来的にあまり伸びないケースが多いので、1軍として考えない方がいいでしょう。スルーしておいた方がいいかもです。
何を言っても行動を変えようとしない&かえって逆恨みされるならば、そんな人物にこだわるよりも、他に力を注いだ方が絶対によいでしょう。
経営陣にとって時間は有限です。
限られた時間と資源は効果的に使いたいものです。
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