2007年6月28日11:59 PM
CATEGORY: ビジネス全般
最近オススメ図書として経営幹部の皆様にご紹介しているのがこの本。
- 江副 浩正
- リクルートのDNA―起業家精神とは何か
とってもオススメの一冊です。
スラスラ読めるというよりも、参考になるフレーズが多すぎて、
手帳なしでは読めなかったので、えらく読破まで時間がかかりましたよ…。
この本の中では数多くの納得できる「真理」が出てきているのですが、
個人的に特に気に入ったのはこのフレーズ。
「急ぐ仕事は忙しい人に頼む方がいい」
普通に考えれば、「オイオイそんなわけないだろう( ゚Д゚)」と思いますが、
色々な企業と色々な人材を見てきた私の経験からも、これは納得なんです。
基本的に忙しい人のもとには業務が集中します。
そのため忙しい人はさらに忙しくなり、圧縮付加によりその人の能力はガンガン上がっていきます。
だからこそ、スピードが求めれられる仕事は優秀な人材に任せる方がいい=忙しい人に任せる方がいい
ってなことになるわけです。
実は「忙しさ」と「仕事量」には因果関係はなく、
単純に当人が仕事に追われているかどうかという意識の問題が大きいのですよね…。
「貧すれば鈍す」「窮すれば鈍す」わけです。
心に余裕が持てるかどうかの方が重要なんですよ。
ちなみに私は本日6時起床で東京に向かい、仕事が全て終わってホテルについたのが23時。
そっからメールチェックをしたり、ブログ書いたり、明日の準備をしたりします。
こんな毎日を大変という方もいらっしゃいますが、
うちの会社にはもっとつわもの達がゴロゴロいることを知っているので、
全く自分がつらいとか、大変とか思わないわけです。
そんなことから考えるに、仕事に追われているかどうかに加え、
「周囲の環境」や「上位者の取り組み姿勢」なども重要なのでしょうね。
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