自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年3月31日10:22 AM
    ベネッセコーポレーションが新体制に
    CATEGORY: NEWS雑感

    教育業界に関するニュースとして大きいのは、

     

    代表取締役会長兼、社長に原田氏が就任されるということでしょうか。

     

    6月に正式決定だそうですが。

     

    私としてはマクドナルドの再生を果たした原田氏の手腕はすばらしいと思いますし、

    書籍で書かれている内容についても、妥当性の高い内容が多いと思っています。

     

    ただ、いざベネッセコーポレーションに入ってどうなるか・・・というと手放しで大丈夫だ!とは思えません。

     

    少なくともマクドナルドの再生局面においては、「基本の徹底」が必要な時期であり、それで業績を上げることができたのも事実です。

    ただ、今の日本のような市場縮小化の社会の中で、次の一手をどうするのか?という未来戦略までは原田氏は打ち出すことがありませんでした。

     

    現実に、いまベネッセコーポレーションが直面している課題というのは、こどもちゃれんじや進研ゼミに関して言えば、まさにこの市場縮小局面であって、これをなんとかするのは並大抵の努力では難しいのです。

     

    しかし、現状のベネッセコーポレーションの内部事情が、市場云々ではなく、様々な「当たり前」の不徹底が原因での苦戦であれば、劇的に業績は回復する可能性があると思います。

     

    つまりは、今回の人事がどうなるかというのは原田氏が解決しようとするテーマ次第かなと思うわけです。

     

    元々、子供向け通信教育という市場自体が、商品力で考えれば生授業と比較して、圧倒的に弱いのも事実。これからこの業界勢力図が変化するほどのインパクトが生まれるのか、それとも・・・

     

    個人的には原田さんは大好きなのですが、見守りたいところですね。