平成23年3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
震災によりブログの更新、メールマガジンの配信などを自粛しておりましたが、本日より再開させていただきます。
今回の東日本大震災についてですが、依然として関東地方では計画停電や節電の影響で日常を取り戻すことができていません。
お店の営業時間が短いとか街全体が暗いとか色々ですね。
しかし、現実にはあまりマスコミで報道されてこない部分で、より経済的に深刻な事態が起きています(実は放射能がとか言いたいのではありません)。
北関東・以北方面では、そもそもガソリンがない。
自動車依存度の高い地域においては、全ての活動に影響が出る。
計画停電により工場の稼動ができないエリアが多数ある。
営業時間短縮による売上減少によって、今後多くの企業が資金繰りに苦しむ。
などなど…。
スクール・学習塾業界においては、例年に比べて新規受講者の動きが3~5割減になっているケースもありますが、上述した他業界に比べると、ビジネスの根幹が崩されるわけではないため、今後の取り組み次第では十分に挽回は可能です。
特に塾や幼児向けのスクールにおいては、消費者にとって優先度が高いため、回復は早いでしょう。
しかし、徐々にですが、上記のような景気の悪化による悪影響は、確実に出てきます。
「自社の事業分野」について、改めて再考し、
「経営のありかた」
今できること、今後のために準備を始めておくことを意識しておく必要があります。
「数年すれば元に戻る」という考え方の人もいらっしゃると思いますが、
今回の震災に関連して、首都圏の動きや経済活動のあり方など、徐々にですが確実に、日本社会の中に「変化」が起こり始めてくると思います。
日本社会における「40年サイクル」も現実味を帯びてきたかもしれません。
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