2013年8月8日8:47 PM
CATEGORY: 学習塾・スクール業界の時流
昨日は中国地方へコンサルティング。
パソコン教室を多店舗展開している企業様ですが、
今回、全社会議に参加したときの議題の内容が、数年前と全く違っており、
「単なるパソコン教室」ではなく
「地域内にITの便利さを広める」主旨の内容が豊富に扱われていました。
ある意味、初めてこの会議を見た人は、こちらの企業様をただのパソコン教室としてではなく、
ITを使って人々の暮らしや生活を便利に豊かにするための企業だという認識を持つと思います。
実際にこちらの企業様の経営方針にはその旨が触れられています。
資格講座中心で一度は崩壊したパソコン教室業界。
現状はシニア中心の月謝生徒の囲い込みで成功しているスクールが多数を占めますが、
その経営スタイルだけでは、10年先の未来は暗いということは薄々みんな気づいています。
そんな中で、FC本部や教材販売会社の本部は、頑なに「今のやり方で大丈夫!」と言い続け、
(結局自社の商材を売り続けるために強がっているだけ・・・)
また、ある団体では全く違うビジネスへの参入を進めたり・・・
(全く関連のない小銭稼ぎの事業を紹介してどうする・・・)
それぞれの思惑が交錯して、まさにカオスといえます。
そんな混沌とした時代の中で、昨日のスクール様は、明らかにパソコン教室経営の新しい進化の形、
経営スタイル・事業展開を意識できています。
時代の頭を取ろうとするこの企業様の今後の成長が非常に楽しみです。
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