自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年2月4日8:28 AM
    パソコン教室の生徒数と売上規模の最近の事情

     

    今回はパソコン教室業界のお話です。

     

    パソコン教室業界はスクール業界のなかでは比較的人口参加率が高く、市場規模は大きい業界なのですが、業界最大手規模の企業が経営破綻したり、あまり良質ではない金儲け目当て型の協会ビジネスが乱立したり、安易なFCモデルが乱立したりと、業界全体としてはなかなか混沌とした歩みをしてきたという背景があります。

     

    例を上げれば、

    たいしたサポートもないのにロイヤリティが10%以上だったり、

    本屋でフルカラーのパソコン書籍が2000円程度なのに、劣悪なクオリティのテキストを数千円で売りつけたり、

    1時間単価1000円のダンピング経営をすすめたりと、

    もう本当に「経営」の発想を持たないレベルの提案をしている人たちがたくさんいる業界でした。

     

     

    その中で一部の各地の有力スクールの方々は、本部のFCが経営破綻したり、本部がわけのわからない指導をしたりといった逆境にもめげず、地域の顧客のために、経営を頑張っていらっしゃるわけです。

     

    こうした「頑張っている」繁盛パソコン教室の企業様の現在の全国的なデータをとってみると、

     

    生徒数は70~200名程度

    1ヶ月客単価は平均1万円前後~2万円といった感じで、客数は単価との兼ね合いもありますので、

    1拠点あたりの1ヶ月の月商はおよそ100万~200万がベースのモデルとなっています。

     

    多くの場合、単なる月謝だけでなく、資格層も獲得できているので、その分平均客単価が少しあがり、上記のような月商規模になるわけです。

     

    上記のような月商規模は、間違ったFCに加盟していたり、立地が間違っていたり、

    経営手法が間違ったりしているとなかなか到達できません。

    苦戦しているパソコン教室の場合、月商50万円前後で止まってしまっているケースも多いのです。 

    要するに何か経営の根幹がズレてしまっている可能性があるのです。

    (もちろん月商50万円でも個人教室としては良いかもしれませんが。)

     

    今後、市場が縮小化する中で、パソコン教室ビジネスも、そろそろ本当に経営を考えて、自社が目指す適正月商規模を達成するために戦略戦術を考えていく時期が来ているように思います。 

     

    真剣にパソコン教室の未来を考える経営者の方々はぜひ下記の勉強会で、各地の繁盛教室の方々の取り組みを学んでいただけたらと思います。

     

     

    スクールビジネスアカデミー大阪会場:パソコン教室向け勉強会

     

    【大阪会場】 2014年2月20日(木)10:30~15:30(受付10:00~) 

    (株)船井総合研究所 大阪本社

     

    http://www.funaisoken.co.jp/seminar/514051.html

     

    パソコン教室の春戦線向けの4大施策について熱く情報交換を行います!