あるスクールさんで次のようなお客様がいたそうです。
・当該分野の技術を習得したいと思ってスクール探しを始めた
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・業界最大手のスクールに興味を持ったが、ネット上での評判の悪さにさすがに疑問を持った
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・そのスクールの説明会に行ったものの、ネット上の悪い評判を裏付けるかのような営業色の強さで×
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・MIXI上で同じような職種を目指す人達のコミュで勉強
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・たまたまお付き合い先のスクールの卒業生の方と知り合う
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・そのスクールは「楽しかった」「良かった」という話を聞き、スクールの見学を決意
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・来校してみたところ確かにしっかりしているスクールだったため、入学を決意
ここまで自分の情報ソースを明らかにするお客様は珍しいですが、実は水面下でこのようなアクションをとる消費者は急増しています。
価格ドットコムや楽天トラベルなどが急成長したのも、
これらのネット上の他人評価によって正確な情報を得ようとする消費者のニーズがあったからです。
これはスクール業界においても例外ではありません。
むしろ購買経験のない業界であるだけ、このようなニーズは大きくなっているのが普通でしょう。
実際に英会話スクール業界では既にこのようなサイトが立ち上がっています。
ネット上の口コミというと2ちゃねんるなどネガティブなイメージを持つ方が多いようですが、
実際はMIXIなどのように特定のニーズや目的を持った人が集まるサイトも多く、非常に精度の高い口コミが発生しているケースも多々あります。
マス媒体を使ってどれだけ華やかにスクールを演出しても、
ネット上での口コミはその虚飾を暴いてしまうのが現実です。
したがって今後のスクール業界では、
ますます「在校生の満足度」「卒業生の満足度」が重要になってきます。
スクールのお客様のネット上の口コミが、
スクールにとってプラスにもマイナスにも作用する時代なのですから、スクール側もこの時代の流れに対応しいていかなければならないのです。
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