自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2010年3月3日8:19 PM
    トップが教育者をやっていては弟子しか育たない
    CATEGORY: 日々雑感

     

     

     

     

     

    昨日はコンサルティング先のスクールにお伺いして、とてもうれしいサプライズがあった。

     

     

     

    それは幹部社員2名の意識レベルや質問内容、

    今後の会社の中心人物であろうとする責任感が2ヶ月前にお会いしたときと比べ、飛躍的に成長していたことです。

     

     

    ひとりの男性社員は、前回のMTGの際には全スタッフの前で私が大きな声で罵倒するほどだったのですが、今回のMTGでは全く違う姿を見せてくれました(´∀`)

     

     

     

     

     

    まさに人材の成長というのは「羽化」のようなもの。

    それなりの環境や背景や素質があれば、少しのきっかけの積み重ねで全く別の人材に変身をするのだなあと驚かされました。

     

     

     

    このお二人がここまで大きく変化した背景には、

    昨年末からコンサルティング契約をさせていただき経営者の方が、

    「今後、会社を渡せるような幹部を育てたい!」

    と強く決意されたことが大きい。

     

     

     

    当時はおそらく経営者様は人材育成の必要性を、

    「社員」「労働力」や「業務穴埋めのパーツ」、または「弟子」のような感じで取り組まれていた印象がありました。

     

     

    しかし、この数ヶ月は経営者様自身、

    経営者として未来の経営幹部を育てるための接し方にシフトを切り替えられていることが伝わってきました。

     

    その結果が二人の社員の大きな飛躍につながっていることは疑いないでしょう。

     

     

     

     

     

    トップが教育者をやっていては部下は「弟子」としてしか育ちません。

     

    トップが資本家をやっていては部下は「労働者」としてしか育ちません。

     

    トップが成長企業の経営者として意識を持ち人材育成に取り組んだとき、本当の経営幹部が生まれるといえます。

     

     

     

    みなさんのスクールで優秀な経営幹部が生まれない理由、

    それは部下のせいでも環境のせいでもなく、トップの意識のせいだと思います。

     

     

    私の顧問先で経営幹部様が育ち、事業承継がスムーズなのは、

    経営者様の意識がそちらに向いているからだと思います。