自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年10月14日10:14 PM
    スクール業界淘汰の時代

    昨日のエントリーでお伝えいたしましたように、どんな不景気にあっても「教育投資は減りにくい」という傾向は変わりません。

    しかし、絶対的に高所得の人口数は減少するわけですから、スクール全体のマーケットの縮小は避けられません。今後スクール業界も淘汰の時代に入るでしょう。

    弱いスクール、中途半端なスクール、フランチャイズのようなモノマネ型スクールはかなり厳しいと思います。

     

    スクール業界は脱サラや異業種からの新規参入でスクールを開業されるケースが多いのですが、スクールの専門知識がない段階でのスクール開業は、これからの時代には生き残れない可能性が大です。

    (フランチャイズシステムではスクール業界は生き残り難しいことも覚えておきましょう)

     

    過去の景気後退局面を生き残ってこられた、「不景気でも大丈夫だった」とおっしゃられる経営者様は、みなさん業界のNO.1、地域NO.1のブランドスクールだったことからも、それがわかります。

     

    今後は、お客様が「消費に慎重になる=スクール選択に慎重になる」ということは絶対に意識しなければなりません。貴重なお金をどこに使うのか?この意識がが今までとは比べ物にならないほどのレベルになる可能性があるわけです。

    それならば「より安心できる」「より評判のよい」スクールを選ぶのは消費者としては当然の行動です。

     

    さらに今回の不景気局面は、

    実はスクール業界にとっては「WEBサイトからの集客が主流になってから初めての不景気」といえます。

    つまり、WEBやクチコミからの情報をさらに重視しなければいけないように思います。

     

    日本の一般消費者にまで今回の金融危機が悪影響を与えるには、まだいくばくかの時間があります。

    それまでにより自社のスクールを高みに持っていき、来るべき冬の時代に備える必要があるでしょう。

    ここからの約半年は重要だと思います。