自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年5月14日11:26 PM
    スクール・教育業の「春戦線」の本質
    CATEGORY: 日々雑感

    5月になり、徐々に年度替りのあわただしさも落ち着いてきています。

     

    年度替りのあわただしさ&GWの存在、さらに気温を考えると、学習塾や子供向けの習い事を始める絶好の季節というのは実は5月後半~7月になります。

     

    さらに言えばこの時期は新しい人間関係が発生しているので、紹介も生まれやすい。

     

    そのため子供向けのスクール・教育業界においては、1~4月の春戦線と並んで、5月~7月の「初夏戦線」が重要になってくるのですが、意外なほど、この初夏戦線にはスポットがあたりません。

     

    理由はいくつかあるのですが、主に

    「昔から続いているスクール業界は4月開講の流れに引っ張られている」

    「3~4月に広告を入れるのがセオリー」

    「上記の流れから、3、4月にフリーペーパーなどでスクール特集が組まれる」

     

    上記のような流れから、つい運営側が初夏戦線の販促に気を抜いてしまうため、消費者がまだまだ動く時期にもかかわらず、なかなか集客できていないのが実態だといえます。

     

    だからこそ、5月~6月の初夏戦線にもキャンペーンを行い、また販促活動を積極的に行うことで、新規集客は伸びていくことが多いのです。

     

    ただ、5月はGWの影響があって、消費者の動きが鈍く、6月に流れてしまう傾向があるのも事実。

    だからこそ、5月の段階で積極的に販促を行い、5月時点で消費者のモチベーションを高めることで、5月中の新規集客が可能になりますし、また6月にも良い影響があります。

     

    初夏戦線を勝負どころと考えて販促活動を続けるかどうかが、夏前の生徒数アップの成否をわけるのです。