2014年2月23日9:14 AM
CATEGORY: 日々雑感
スクールビジネスを個人で起業するとき、
既存のスクールビジネスから新たな商材にチャレンジするとき、
自社で教務ノウハウを開発することは困難であるため、多くの場合フランチャイズに加盟したり、教材購入をしたりして、外部の力を有効活用することになります。
しかし、業界の内部の人間として業界全体を見ていると、
条件と効果ともにあまり良質ではないフランチャイズや教材も多い
のが実態として上げられます。
中には「もうそのビジネス商材を扱うために、そのフランチャイズに加盟した段階で事業の成功確率が半分以下になっています・・・」というようなものだってあります。
また、最近多くなってきたのは、スクール事業で肝心な「講師調達」のリスクについて想定されておらず、加盟後1年経過した頃に、「こんな大変なものだったのか・・・」と頭を悩ませることになるもののあります。
その講師調達の問題が顕著になりやすいのは、現在急増している個別指導塾業界でしょうか。
これだけ企業数が増加すると、特に地方においては講師の採用が難しくなります。
しかも、普通の個別指導塾においては数人の講師を常駐させなければなりません。
そのため講師採用ノウハウが重要になるのですが、こういった点にはあまりサポートがいきわたっていないケースが多いのです。
スクールの開業にはメリットも多いものの、様々なランニングで発生するデメリットやリスクもあります。
これらは加盟段階ではなかなか気づけないものですので、加盟時にもしっかりとビジネスモデルの全貌をチェックすることが大切です。
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