自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2019年9月27日10:54 AM
    スクール・学習塾経営において重要になる「利便性」

     

    これまでのスクール・学習塾業界の集客戦略は、主に
    商品力(教育品質・価格・講師力 etc)と販促力(チラシ・ポスティング・WEBサイト etc)の強化によって集客力を強化し、

    新規集客数を増やすことが基本セオリーでした。

     

    つまり商品を魅力的にし、その魅力を上手に伝えることができれば、遠方からも顧客が集まってくれて、

    新規の顧客が増える…という流れです。

     

    しかし、2018年から明らかに上記の発想での集客戦略が限界を迎えつつあります。
    端的に言えば“共働き世帯の増加”によって、どれだけ商品に魅力があっても、

    そもそも通わすことができないという消費者が増加してしまっているのです。

    つまり、スクール・学習塾経営者の皆様に意識していただきたい集客公式の概念としては、

     

    商品力× 利便性

    この2つの要素を重視して考えていただきたいと思います。

    従来の“商品力を磨き伝える”だけではなく、通わせる側の利便性についての配慮を最大限することが必要です。

     

    具体的には 
    “開校曜日の選択肢の幅広さ” “開校時間の選択肢の幅広さ” “振替の有無” “送迎の有無”
    など、共働き世帯でも通学させられるかどうかという点を想定するとよいでしょう。

     

    現在の幼児や小学校の低学年の習い事教室業界の事情としては、「他に通える教室がないから仕方なくあそこの教室にする」というスクール選びの動機も増えています。

    【利便性一番化】に意識を寄せることが、次の時代の勝ち組スクールになるためのカギとなるかもしれません。