半分業務連絡みたいになってしまいますが、
スクールビジネスアカデミー参加企業の皆様。
8月度のFAXレポートである「スクールビジネスFAXアカデミー」を送信させていただきました。
ご登録いただいているFAX番号に配信しておりますので、
社長さんにお見せする、スタッフにコピーして配るなど、お好きなようにご活用いただけたらと思います。
ちなみに内容は、
1.入会率の高いスタッフの共通点
2.「外部向けの広告<内部向けの接客」の時代
3.調査&分析をスクール経営に活かす!
という内容です。
以下それぞれの内容の序盤の抜粋です。ご参考まで~。
●スクールの「入会営業」とは
スクールビジネスにおいて、来校したお客様に対してスクールの概要を説明する「スクール説明」をしばしば「入会営業」と言います。
自校に興味を持っていただいている(見込みの高い)お客様に対して、スクールの説明をし、お客様が納得していただければ、そのまま入会につながるわけですから、この入会営業はスクール経営において、いわば売上づくりの最前線=非常に重要なポイントだと言えます。
この入会営業。入会営業の際のトーク内容や体験レッスンの演出によってお客様の入会率(入学率)は大きく変動します。この入会率が数ポイント変動することによって、実際に売上に与える影響は年間で数十万円~数百万円になることも覚えておきましょう。
日々の業務に流されてしまうと、つい忘れてしまいますが、入会営業を担当するスタッフは自身の努力や工夫によって、スクールの売上を大きく左右することができる立場なのです。
●集客のために広告を出してください!
スクール経営において新規集客が非常に大切なのは言うまでもありません。したがって、スクールスタッフの方がスクールの売上に対する意識が高いとき、
「社長!もっとスクールの広告を出してください!」とお願いをするスタッフさんがいたりします。また、売上が悪い時に、
「ウチのスクールの業績が悪いのは広告費をケチっているせいだ!!」
と、まるで売上低迷の原因が広告掲載の量だと言わんばかりの発言をするスタッフさんもいたりします。
いずれのケースにおいても「スクールの集客=広告掲載」という固定概念があるわけですが、これは現在のスクール経営においては非常に危険な考えだといえます。なぜなら、最近のスクール業界において、「広告を出せば集客ができる」「広告を出さなければ集客ができない」といったセオリーが大きく崩れ始めているからです。
●「分析のための分析」では・・・
飲食業界など競争が激しく、ビジネス的な体質が根付いて年月を経過している業界においては、「商圏調査」「ターゲット客層分析」「自店調査(ミステリーショッパー)」「競合調査」などの、調査や分析が非常に盛んです。一方でスクールビジネスを営む企業の中で「調査&分析」を重視している企業は未だ少数だといえます。業界の最大手企業であっても、商圏調査などを怠り、出店を強行した挙句に撤退・・・などという事例が後を絶ちません。
確かに「調査&分析」といっても、単なる「分析のための分析」のようになってしまい、多額のコストや時間をかけても、得られる情報が何も未来につながらないケースが多いのも事実。現状の自社の数字分析をしても、わかりきった結論しかでてこないような分析では意味がありません。
本来、調査や分析とは「ある特定の仮説や目的があって、その仮説や目的を立証・達成するための手段」でなくてはなりません。その意味では、現在スクール業界で行われている「調査・分析」は、「数字による現状認識」の域を超えていないかもしれません。
続きはFAXでどうぞ~。
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