自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2013年9月21日8:11 PM
    スクールの新規開業の落とし穴
    CATEGORY: 日々雑感

    スクールビジネス、子供向けの習い事教室や学習塾を新規開業する、新規出店をする際に最も重要なことは

     

    「最初の客足の遅さで心折れないようにする」

     

    ことだといえます。

     

    意外と小売業出身の方、またビジネス初心者の方、FCの理想収支を信じてしまっている方は、これが苦手で事業を失敗してしまうことが多いのです。

    このスクール開業当初の客足の遅さこそが、スクールビジネスの最大の落とし穴だといえます。

     

    小売業などの一般のビジネスにおいてはOPEN当初のチラシを折り込んだタイミングに

     

    「ドッ」と

     

    人が集まります。

     

    この印象を持ちながらスクールビジネスを開業すると、ほぼ間違いなく事業の未来が見えなくなります。

     

    なぜならスクールビジネスは典型的な「ストック型」「積み上げ」、晩成型の売上成長のスタイルであり、

    一度安定領域にまでいけば長期的な安定収支が約束されるビジネス構造だからです。

     

    他業界で例えるのであれば、医療関係の新規開院がイメージ近いかもしれません。

     

    新しく歯医者や耳鼻科がOPENして、その翌日に一気に人が集まることはありませんよね?

    人々が困ったときにはじめて利用するわけですから。

     

    スクールビジネスも同じような図式なのです。

    そのためOPENチラシやイベントチラシは、あくまで短期の集客のためのというよりも、認知度アップのための布石。徐々に集客を増やしていくための狼煙のような位置づけになるのです。

     

    昨日、お伺いしていたスクールにおいても、開校して2ヶ月のコースがありました。

     

    ここから徐々に徐々に認知度を高める活動をして、2ヶ月がかりで生徒を集めていく、

    そんなプランをお話しました。

     

    「当初の印象よりも集まっていない・・・」

    「やっぱこのビジネスダメかも・・・」

     

    なんて思っていたら、本当にダメになってしまいます。

     

    最初の我慢の時期を乗り越えて継続して努力できる企業に春はやってくるのです!