自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2012年1月23日11:09 PM
    サークル型組織の限界
    CATEGORY: ビジネス全般

     

     

     

    「仲の良い企業」「温かい社風」

     

    こういう表現をすると好意的に思われることが多い(特に学習塾企業に多い)のですが、このスタッフ間の仲の良さには落とし穴も実は存在します。

     

     

     

    スタッフ間が仲が良いというのは、

    お互いの悪いところや問題点は一切話題にせずに、

    無難な会話や人間関係の維持を最優先にした結果生まれるパターンもあるからです。

     

     

    よく私は上記のような組織を「サークル型組織」と呼びます。

     

    つまり組織全体が「組織の雰囲気の維持」を優先目標にしてしまう状態のことを言います。このタイプの組織は業績が悪いことが多いのです。

    どれだけ組織の雰囲気は良くても、厳しさがないため鍛えられていかないので。

     

     

     

    厳しい経済環境を生き抜くためには、社内を「部活型組織」にしていかなければなりません。

     

    部活型組織とは、目標達成のために、お互いが切磋琢磨し、さらに時にはお互いの成長のためにあえて苦言さえも言い合える関係のある、全く違う次元の「仲の良い組織」のことです。

    言うまでもなく、目標達成のために磨かれた組織体ですから、業績は良いことが多いのです。

     

     

     

     

    サークル型組織を部活型組織に変革していくのは大変です。

     

    誰かが嫌われ役になり、あえて苦言をいいあえる環境をつくっていかなければならないからです。

    また、組織の構成員においても、目標達成を前向きに考えるマインドが必要不可欠です。

     

     

     

     

    これからの時代を生き残っていくための組織のあり方を改めて考え直していただきたい今日この頃です。