本日コンサルティング先の企業様のお話を聞いたところ、今年始めた新規スクールがすこぶる好調とのことでした。キャンセル待ちまで出ているとのこと。
…そのスクール分野というのが、なんと「そろばん」なのです。
(今回の企業さまは、以前、そろばん教室OPEN!という記事でご紹介したグループの加盟校さんです)
今はスクールのオペレーションの問題で生徒の募集は停止中…。当然のことながらチラシも折り込んでいません。しかし、そんな状況の中でも定期的に「そろばんやっているって聞いたんですが…」といった具合に、電話問い合わせが入ってくるそうなのです。どうやら地域のお母様方の間でクチコミが相当広がっているようで。
中には、
「キャンセル待ちは今申し込むと何番目になるんですか?」
「来年からは週3体制になるってうわさで聞きましたが、何曜日になるんですか?」
といった、とても熱いお声をいただいているとのこと。
いろいろな事情によりお客様にはご迷惑をおかけしてしまっていますが、スクール側としてはうれしい悲鳴です(‐^▽^‐)
それにしても、単なるそろばんでなぜここまでクチコミが広まるのか?
なぜここまでスクールの集客の爆発力があるのか?
その要因を分析してみますと…、
ありました!クチコミの鍵となる重要なポイントが。
そのポイントというのが、
話題性のある能力開発事例
でした。
具体的には「幼稚園児が二桁の掛け算をできる」という能力開発事例の存在が大きかったのではないかと思います。
昔のそろばんは小2~3くらいで習ったりし、計算道具としての意味合いが強かったわけですが、今回ご紹介しているそろばん教室さんは幼稚園児から始められ、学習目的は「右脳教育」「集中力アップ」「計算力アップ」などです。
そういったニーズを持つ保護者の方々にとって、幼稚園児の段階でサクッと二桁掛け算ができるほどの計算力のアップ、さらには数字好きになるという要素は、とてもインパクトがありますし、魅力的なのだと思います。
単に「上達した」とか「楽しい」とかではなく、目に見える明確な「効果」。さらには圧倒的で話題性のある成功事例。これらがあるとないのとでは、クチコミの広がり方も全く違ってきます。
今回ご紹介したそろばん教室さんの場合は、これが非常に上手く機能しているといえます。
スクール経営においてクチコミは非常に大切です。
クチコミが広がりやすい「話題性」をどのようにして生み出していくのかも、スクール経営の重要なポイントだとお考えくださいませ。
※そろばん教室の開業にご興味をもたれた方はお気軽にお問い合わせくださいませ
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