自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2011年5月15日11:43 AM
    これからの時代に淘汰されるスクールとは

     

     

    以下、メールマガジンの抜粋でございます。

    5月29日、6月12日のセミナーでは下記のような内容を詳細も加えてお話させていただきます。

     

    大変化の時代!

    これからの教育業経営セミナー 

     

     

     

     

    震災以後、スクール業界にも徐々に変化がおき始めています。 

    現在は各地域、各スクールで「こんな消費者が増えた」程度の動きですが、これが徐々に大きな流れとなり、時流の本流となる可能性が高いといえます。

     

    端的に言うならば「消費者が本当に必要とするスクール」のみが生き残れるようになる時代に変化しつつあるということです。

     

    スクール業界は元々「売り手」発想が強い業界であり、 

    「私はこういう技術を持っている」「私はこういった内容を教えることができる」という発想からスクールが生まれることが一般的でした。いわゆる「シーズ発想」というものです。 

    今までの日本社会においては、上記のようなシーズ発想に基づくスクール経営でも、何とか経営を維持していくことが可能でしたが、今後はそれさえも難しくなってくる可能性があります。

     

    震災以後、日本社会全体が変化していく中で、消費者が「不安」になり、消費を抑制する中で、今後は「安心・安全」にお金を使う傾向が強くなっていきます。

     

    スクール業界における「安心」というのは、主には以下のような要素になります。

     

    「明るい未来をつくるための確固たる価値のある資格やスキル」 

    「広告や演出ではない、本当にお金を払うだけの価値がある実績をもつスクール」 

    「多くの人・身近な人の大多数が利用して、さらには評判が良いスクール」 

    「設備・建物・サイトや広告物など、企業としての安定感があるスクール」 

    「自分の肉体的・精神的な安全や安心を確保できるスクール」

     

    消費者が「安心」「安全」を求めるということは、必要とするスクールや利用するスクール分野の選定もシビアになり、またスクール選びに関しても、高い評判・高いシェアを確保しているスクールにのみ、人が集まるようになっていくということです。

     

    この流れの中では従来の私達がお伝えしている「ゲリラ的販促」「紹介キャンペーン」なども、使い方によっては全く効果を生まないケースさえも発生する可能性があるので注意が必要です。

     

    消費者の「安心」「安全」志向は、スクールのジャンル選びに関しては「本当に必要と思われる価値を提供してくれるスクール」以外は、淘汰されていくことを意味します。 

    またスクール選びに関しては「(中身が伴った上)実績のある企業」がますます栄え、その他の2番手以下の企業は衰退していくことを意味し、シェアとクチコミコントロールや顧客の絆づくりが非常に大切になってくることを意味します。 

    これらの方向性を理解し、スクールの戦略・戦術に反映させなければいけません。

     

    今回のメルマガでは、時流の変化のひとつとして「安心・安全」を上げさせていただきました。この他にもスクール業界の今後の大きな時流の変化を感じさせるキーワードとしては、 

    「安(安全と安心)」「必」「心」が上げられます。

     

    詳しくは5月29日と6月12日に開催されるセミナーにてお話したいと思います。