自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2014年6月24日12:00 AM
    「自分達のサッカーができれば」と「やればできる子」の違和感
    CATEGORY: NEWS雑感

    ワールドカップの報道を聞いている中で、個人的に違和感を感じるのが

     

    「日本が自分達のサッカーをできれば勝てます!」

     

    的な発言がテレビでされること。

    う~ん、こういった一発勝負の局面で結果を出せるかどうかというのは、

     

    本来の実力(スキル)

     

    コンディショニング調整力

     

     

    の複合であって、コンディショニングや運などの不確定要素をなるべく排除するためにスキルを底上げするわけですから、

     

    「万全の調子だったら本当はもっと強いんだもんね~!」

     

    ってのは、あまり良い発言ではないような・・・。

    むしろ、土壇場で本来の力が発揮できないメンタル面の課題とか、コンディショニング調整力の課題とか、ちゃんと自責の発想でいかないと、同じ過ちを繰り返すのでは?と思います。

    ・・・で、なんで上記のようなことを思うかというと、おそらく学習塾業界の

     

    「やればできる子」

     

    という表現と本質が近く感じるからでしょうか・・・。

    「やればできるこ」なんて言ってたら、子供は「おれは今はやってないから結果でないんだ」「いざとなればできるから大丈夫だ」となってしまいますし、また実際に「やっても結果が出ないのが怖いから、そもそもやらなくなる」というデメリットがあります。

    やればできる子なんていなくて、「やれるからできる子」と「やれないからできない子」がいるだけ。

     

    やれない人間の言い訳って見苦しい。

    そんなこんなで

     

    「実力が発揮できれば勝てるチーム」

     

    ってのはどうかな~と思います。

    そりゃ絶不調の巨人と、好調の横浜ベイが戦ったら、

    「菅野初回5失点炎上。久保9回完封!」ってありえますからね。

    そういう意味では、コンディショニングや調子の影響を受けにくい、「足」と「守備力」と「投手力」中心のチーム編成をしている巨人や中日が安定して上位争いするのも納得ですね。