自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2009年3月6日3:01 PM
    「新聞折込」チラシは万能という幻想

     

     

     

     

    スクール業界において伝統的に活用されている集客手法に「新聞折込チラシ」があります。

     

    数万枚のチラシが商圏内の全世帯に折り込まれていく…。

     

    たくさんのお客さんがチラシを見てくれて、興味を持ってくれたお客様がたくさん来校してくれたらどうしよう…?(´∀`)

     

    そんなワクワク、ドキドキを与えてくれる集客手法、それが新聞折込チラシです。

     

    …しかし、上記の期待があっさり裏切られる世の中になっています。

     

    といいますのも、そもそも「新聞購読世帯」の割合がどのように変化しているのかをみなさんご存知でしょうか?「商圏内の全世帯に折り込まれる」という幻想を抱えてしまっていませんか?

     

    地域や年代によっても様々ですが、新聞を購読している層というのは非常に低くなっています。20代~30代の若夫婦が購読している率は、みなさんの周囲のスタッフに聞いてみれば推してしるべしです。

    新聞折込エリア表というのは、地図上では全て網羅してしまっているので、ついつい全世帯に情報が行き渡るとカンチガイしてしまいますが、実際は穴だらけになっているわけです。

     

    そんなわけで私は新聞折込チラシに過度の期待をしません。

    チラシを消費者の手元に届けるためのルートは、「新聞折込」以外にたくさんあるわけですから、あくまで新聞折込チラシは数多ある集客手法のひとつでしかありません。新聞折込チラシ以外の媒体をいかに組み合わせていくかを考え続けなければ、安定した集客は不可能なのです。