一般的にはどんな名称が使われているかはわからないのですが、
私としては
「新入社員名刺交換研修営業」(長い!)
としか呼びようがないので、この名前でいきます。
首都圏のターミナル駅、オフィス街エリアでは、この時期あるキャッチセールスが出没します。
私どもの勉強会などに参加するために東京に来られる方、ご注意ください。
まず、歩いていると突然声をかけられ、明らかに新人っぽい風貌の若者から
「すみません、今私は新人研修の一環で一人でも多くの方とお名刺の交換をお願いしているのですが、よろしいですか?」
ときます。
・・・で、「大変だね~頑張ってね」などと温かな心で名刺交換をしたが最後、翌日から名刺の電話番号にマンション販売の営業電話が入るって仕組みです。
ちなみに私は数年前にこの手口にひっかかって、会社の事務所に大阪にもかかわらず電話を頻繁にくらいました。人の善意を踏みにじりやがって・・・と悔しい思いをしたものです(笑)
ちなみに手口を既に知っている現在。先日会ったときのやりとりは以下の形。
(駅で歩いていたら男の子に声をかけられて・・・)
相手:「あの~すみません、今私は新人研修の一環で一人でも多くの方とお名刺の交換をお願いしているのですが、お名刺の交換をしていただけますか?」(おどおどしてる)
(手口を知っているが天使の微笑で)
私:「ああ、そうなの~大変だね。いいよいいよ!」
(相手、話を聞いてもらえてほっとした表情で)
相手:「ありがとうございます!」
(途端に私は目つきと声色を厳しくして)
私:「ところで、同様の悪質な手口知ってるんだけど、まさか君の会社マンション販売の会社じゃないよね?」
(相手、一気に表情がくもる)
相手:「すみません、個人向けマンションの販売の会社なんです・・・・」(ちょっと泣きそう)
私:「ああ、そうなの~じゃあダメだね~。そんな悪質な手口には引っかからないよ~」
(やさしい笑顔をふりかけて去る)
新人を研修のためと偽ってキャッチセールス営業をさせているわけですから、こうした企業こそブラック企業と呼ばれるべきで糾弾されるべきなんですが、
この手口も巧妙で相手が名刺を持っていなかったり、ダミーの名刺を使うことがあるようなんですよね・・・。
少なくとも私が以前ひっかかったときは、ググっても名前が出てこない会社でしたし(笑)
ブラック企業の名前公表するなら、先にこういう行為をしている新人君には罪はないのですが、
こういう行為を発見したらとっつかまえて、会社の名前を吐かせて、消費者庁はブラックリスト化するというのが大切だと思うのですが、みなさまいかが思いますか(笑)?
Tweet |