自己紹介
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    『船井総研内の保育教育業分野のコンサルティングチーム「保育教育支援部」の上席コンサルタント。
    高等教育機関、学習塾、英会話教室、幼稚園、こども園、保育園、資格学校など、幼児から社会人までの様々な教育機関のコンサルティングを担当している。
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  • 2008年7月15日11:35 PM
    ●●している自分のイメージを買う
    CATEGORY: ビジネス全般

    最近の消費者のニーズを表す表現で、

     

    「現代の20代後半の女性は、機能性で買い物をするのではなく、

    それを使っている自分がカッコいいかどうか?で買い物をする」

     

    といわれます。

     

    これは確かにあてはまると思います。

     

    単に機能性のみではなく、

    その商品に付帯するイメージと自分が得られるイメージを買っているなと思うことは多い。

     

    スクールで業界で急成長をとげたABCなんかはまさにこのタイプ。

    「あそこで習っている自分」ってカッコいいですもんね。

    料理できない花嫁修業要素が全く排除されてますからね。あそこ(笑)

     

    そんなわけで、近年のスクール業界では、単なる機能性よりも、

    「ここに通っている自分がカッコイイかどうか?未来の自分はカッコよくなれるかどうか?」

    というイメージづくりがとても大切でした。今後もしばらくはそうでしょう。

     

    具体的には広告の写真や、WEBサイトの画像、内外観がとても大切でした。

     

    どんなによい商品でも、想像できる自分の未来イメージがダサいと売れないわけで。

     

    …さあ、それではこれから不景気に突入し、

    さらには現代の10代がスクール業界の中心ターゲットになったらどうなるのでしょうか?

     

    今までのように、「イメージ」重視のままである可能性もあります。

    しかし、逆に「機能性」をとことんまで追求してくる時代になる可能性もあります。

     

    このあたり広告戦略に直結するので注意深く見守る必要がありそうですね。

     

    このような時代の流れを読み取り、消費者の変化に合わせて広告スタイルを変化させていく。

    長期安定成長のためには、時流適応は大切です。